肥満編
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肥満と適正体重
人間の体は、余分なカロリーを脂肪として蓄える性質を持っています。これは人類が飢えていた時代、食べられる時にできるだけ食べて体に貯めておくという、生きるための知恵でした。しかし、近年、日本のような先進国では、飢えよりも食べ過ぎや運動不足が問題となりつつあり、体に脂肪を蓄え過ぎた状態である「肥満」が問題になってきました。
肥満の判定には、身長と体重を用いたBMI(Body Mass Index)という指標が国際的に広く使われています。計算は次のように行います
BMI(体格指数)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
※注意:身長はメートルで計算します。170cmの人なら1.7m
自分のBMIを計算してみましょう。
日本人の場合、BMIが25以上を肥満と考えます。また27以上の人はかなり重度の肥満です。正常域は、18.5~25.0で、22が適性とされています。
太りすぎは医療費もたくさん使います!
下の図は、肥満度(BMI)と1人あたり1ヶ月の医療費の関係を示したものです。月平均の医療費は、太っていくと高くなることがわかります。
医療費の点からも、太りすぎはよくないことがわかります。適正体重を維持することは医療費の負担を少なくするコツです。
肥満度別にみた1人1ヶ月あたりの平均医療費
(地域づくり検討委員会調査結果)
お問い合わせ
滋賀県国民健康保険団体連合会企画・保健課
電話: 077-522-2960 ファックス: 077-522-5131
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